製品案内
Products

選ばれる理由

必要な機能を備え、シンプルで使いやすい装置を目指しました。日々多種多様な装置を運用される研究者によって、それぞれの装置のインターフェイスの違いは大変負担であり、操作ミスなどにもつながります。我々あすみ技研のスピンコーターは、使いやすさと精度、コンパクトさに重点を置き、研究者や製造現場の方が何らご負担なく使用できる装置を目指しました。 また、多機能な装置は便利な反面、お客様にとって不要な機能も多々あり、操作が複雑になることやコストアップと等の原因となってしまいます。「求められる機能を必要な分を特化させる」こうした取り組みによってシンプルな装置でありながらもご要望を満たす装置をご用意させて頂いております。

使いやすさ ~Usuability~

あすみ技研のスピンコーターはよりシンプルな操作性を実現するため、

設定するものは「回転速度」と「回転時間」のみとなります。

回転速度の調整はボリュームスイッチを回すことで動作中でも速度を変更することが可能です。そして、動作中の回転速度もリアルタイムでモニタリングできます。これにより、「回転速度が速いから少し速度を落としたい」等の微調整が必要な際に動作中でも即座に行えます。

※ボリュームスイッチにはロック機構が備わっているため、誤操作で調整した位置が変化する心配はありません。 

回転時間の設定は3ステップ分のタイマー備わっており、個別に回転時間を設定することが可能です。スピンコートの工程では3ステップでほぼ目的とする塗工が可能です。更にシンプルなスピンコート処理では2ステップで十分な成膜結果が得られます。 

各ステップの回転速度、回転時間(回転を維持する時間)を設定するのみです。電源も100Vですぐご利用できます。

使いやすさアイコン

精度 ~accuracy~

スピンコートにおける回転速度の精度は、連続したコーティング処理の中で成膜結果の再現性に必要不可欠です。あすみ技研のスピンコーターの回転精度は回転速度3000[rpm]に対して±0.2%の精度を備えており、連続したコーティング処理でも成膜の再現性に優れた装置となります。その特徴として、ダイレクトドライブ方式を採用した駆動機構によって、駆動伝達のロスが少ない、かつ静音性の高い装置となっております。

精度のアイコン

コンパクト性 ~Compactness~

あすみ技研では、使用用途を研究開発を主軸に見据え、卓上での運用に適したサイズの装置を取り揃えております。また、装置の高さを抑えることで卓上でのワークの出し入れがしやすい点も弊社のスピンコーターの特徴の一つです。

 高さを抑え、卓上サイズに収めたコンパクトサイズ。研究開発用途をメインに見据え、ラボを有効に利用できるサイズを目指しました。

コンパクトさのアイコン

また、スピンコートにはその他にも重要な仕様があります。詳しくは FAQなどをご参考ください。

ラインナップ

機種の選定の際は、お客様の想定するワークサイズや材質、使用する塗布液から機種をご選びください。想定するワークサイズや材質、使用する塗布液等の情報をお伝え頂けましたら、最適な対応サイズの装置をご提案させて頂きます。

ラインナップ画像

ステージ(試料台)製作事例

あすみ技研のスピンコーターは、装置サイズに対応したアルミ製試料台が標準で付属しています。

※詳しくは 製品案内の試料台(ステージ) の方に記載しております。

 

お客様が想定される試料(ワーク)や塗布液によっては、耐薬品性の都合上 別材質の試料台が必要となる可能性もあります。耐薬品性に問題がないか等をご気軽にご相談頂けたらと思います。

ステージ製作事例写真

安全対策

あすみ技研のスピンコーターは、安全機構として安全カバーが開いた時に自動的に運転を終了させます。これを基本的な安全機能として全機種に備わっております。

  • ワーク、コート液飛散防止用カバー
  • 扉開閉インターロック(※ ASC100Ⅱを除く)
  • 真空吸着エラー出力
インターロック画像